パナソニックと名古屋大学花井洋介研究員らが尿のにおいの成分から肺がんかどうかを95%の精度で識別できる技術を開発したと本日(2012年5月22日日経新聞)にでていました。実用化が進めば健康診断等の簡易検査法として使うことができ、肺がんの早期発見の新しい検査方法として確立されるかもしれません。
日経新聞によると肺がん患者の尿(アメリカペンシルバニア州の肺がん患者20人の協力)の揮発する物質を調べて2ペンタノンと呼ぶ物質など4種類が肺がんと関係が深いことがわかった。この方法で尿を調べると肺がんの『疑いがありの確立95%』、健康な人を『疑いなし』とする確率70~100%とかなり高い水準になる。通常の簡易検査方法では70%以上であれば実用的な水準でこの確率はかなりの精度となる。
現在の肺がん検査法は健康診断では胸部レントゲンや内視鏡、CT等。この検査方法で早期肺がんが発見することができることができたら負担も少なくて良い方法です。2020年頃実用化を目指しているということですが、早急実用化できることを望みます。(Y.I)
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